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地震で不安になるその前に考えるべきこと

おはようございます。ぺんぎんです。

 

私は今、新幹線の中に閉じ込められています。

仕事で急遽大阪に行くことになって朝イチの新幹線に乗っていたら…今に至るわけです。

お昼くらいまでは動かないし、無事大阪についても相手先はそれどころではないと思うので撤退予定です。

 

 

はじめに

私自身、東京生まれ東京育ち進学も就職も東京のため今まで「被災」したことはありません。

しかし、阪神淡路大震災東日本大震災熊本地震とその後すぐにに仕事で行くことがありすべての震災を見てきました。

そんな「外からの目」でなにか役に立つことがあればと書かせてもらいます。

 

一番大事なこと

落ち着くこと

これはとてもむずかしい。理解しています。

こんな自体に落ち着いてなんかいられるか!とのお叱りを受けるかもしれません。

でも、これがいちばん大事なんです。

 

なぜ落ち着かないのか?不安になるのか?

不安というのは「いま」のことではなく「みらい」の事を考えてしまい解決できない思考状態に陥る状態だと思います。

例えば

 質問:この宝くじは絶対当たります。買いますか?

当たることが分かっている宝くじと買わない人なんていないですよね。

じゃ、なんで宝くじを買うのを悩むのか?

 「当たると嬉しい。でも外れたらお金が減ってしまう。」

この「わからない未来」を考えてしまうと不安に陥ってくると思います。

 

その上で地震はなぜ不安になるのか?

突然起きる

そうです。地震は突然起こります。今の所、誰にも予測ができません。

突然、友人に「ワッ」と脅かされてもびっくりしてドキドキしませんか?

それと同じです。

突然、なんの前触れもなく、ものすごい大きな力が襲ってくるのです。

先の宝くじの話のように自ら行動し悩むのではなく突然選択を迫られる状態に強制されます。

一種のパニック状態になっているのかもしれません。

 

命の危機にさらされる(自他ともに)

地震は我々の生活の基盤である「地面」が大きく揺れます。

考えてみれば一大事です。

安全だと思っている地面が揺れるんです。

誰だって高いところ、危険なところは怖いですよね?

今まで安全だなんの疑いも持っていなかった地面が突如「危険」な場所になるなんて恐怖以外の感情は停止してしまいそうです。

地面が揺れるということは、「ここ」だけではなく離れたところにいる大事な人も同じ状況にあることが容易に想像つきます。

しかし、その人の状況は正確に把握できません。それが不安の原因になるのだと思います。

 

自分の周りが物理的に崩れていく

危険です。巻き込まれ怪我、最悪の場合には命を失うかもしれません。

運良く逃げられた場合、次に襲ってくるのが、自分の知らない景色。

無事逃げられても襲ってくる倒壊した家。

自分の大切にしていたモノ、育った家、すべてが正常な状態じゃなくなっているかもしれません。

この先どうしたらいいのだろう?という未来を考えると不安になると思います。

 

落ち着く、不安にならないためにすべきこと

安否確認

「家族の安否情報」が最も心配になるのではないでしょうか?
これは予め家族で決めておくことが大切です。

また、あることを知っていれば使う選択肢ができます。

知識は重荷になりません。絶対に知っておいたほうがお得です。

たくさんありますが全部使いましょう。家族安否より大事なことなんでありません。

 

電話

皆さん携帯電話持っていますよね。まずかけましょう。

ただ、大規模災害時には掛からないとの話も聞きます。

そしたら次です。

LINE

これは東日本大震災以降に急速に普及しました。

理由は「既読機能」ではないでしょうか?

相手が「見た」という事実だけで生存の確認ができて安心できるのではないでしょうか

スカイプ

基本的にはLINEと変わりませんが、2系統使用できるほうが絶対に良いです。

前回はLINEとが救いましたが、利用者が大幅増した今でも安定的に使えるかは、その状況になってみないとわかりません。

災害用伝言ダイヤル

録音

電話番号171に電話、固定電話をキーとしメッセージを登録します。

確認

電話番号171に電話、固定電話を入力してとしメッセージを確認します。

 

実は阪神・淡路大震災をきっかけに開発されたものです。

我々は日々自然と戦っている証ですね。

災害用伝言板サービス

こちらは各携帯会社により異なります。

外部リンクですがぜひ。

 

www.9tokenshi-bousai.jp

Google パーソンファインダー

グーグルが提供しているサービスです。

パーソンファインダー (安否情報): 日本

 

注意:入力したパーソナルデータはすべて公開されて誰でも閲覧できるのでご注意ください。

安否情報まとめて検索

NTT、NHKNTTレゾナント3社で提供しているサービスです。

スマホなどでアクセスし「電話番号」または「氏名」を入力することで、災害用伝言板、報道機関、各企業・団体が提供する安否情報、グーグルパーソンファインダーを対象に一括で検索してくれるザービスです。

anpi.jp

 

ライフラインの確保

電気、水道、ガスが挙げられます。

重要度は

水道 > 電気 > ガス

復旧の速さは

電気 > 水道 > ガス

復旧の速さは震災の規模で大きく異なりますが東日本大震災のような未曾有の大震災で

電気約1週間、水道3週間、ガス5週間程度で復旧したそうです。

 

以上から考えても、まず水を確保しておくと精神的にだいぶ楽になると思います。

電気、ガスはなくても生存可能ですが、水はなくなると1週間持ちません。

水に貸しては備蓄しておくことが望ましいと思います。

 

我が家では常時ミネラルウォーターを人数✕10L用意しています。

期限か近くなってきたら飲んで新しいのを購入して常にストックしている状態です。

 

情報の確保

きっと最近ではスマホを使って情報を集める方が大半だと思います。

スマホは非常に便利です。ただ、多くの人が同時に使うので全く繋がらなくなります。

情報収集のツールは一つではありません。複数同時に使いましょう。

なんやかんやでラジオが一番安定的に情報を得ることができます。

 

最近ではTwitter

私には理解できませんがこの有事の際ですら他人を困らせようとする人種がいます。

この人達の情報に惑わされないようにネットの情報は頭の隅位は入れても第一に信じて行動することはあまりよろしくない。

 

今もTwitterで「これは余震」「被災者した経験から言うともっと大きいのが来る」など多くの情報が溢れかえっています。

冷静になってください。

今日地震予測はできません。多くの学者がその障害を捧げてもなし得ていないのです。

たった一回の素人の経験を鵜呑みにしていたずらに不安になる必要はありません。

ただ「もしも」来たときのために準備しておく必要はあります。

 

さいごに

災害時に落ち着けなんて難しいこと言いやがって!と思われている方、本当にすみません。

しかし、落ち着く、不安をや和らげることが大事だと感じたので書かせて頂きました。

ライフラインが揃っても不安が残ると憔悴しています。

 

わからぬ未来に不安を抱く前にまず「今」できることを全部やってから考えればいいのではないでしょうか?

きっとその頃には「不安」は多少改善されていると思います。

偉そうにつらつらと書きましたが誰かの心に少しでも止まってくれればいいなと本心から思います。

 

 

ぺんぎん